VOYAGE GROUP エンジニアブログ

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2010年09月

Pokemon Naive Bayes

こんにちはECナビ システム本部の大竹(@tokosa)です。

私は以前よりポケモンが好きで、新しいシリーズが出ると必ず買ってしまいます。

先日ポケットモンスター ブラック・ホワイト(BW)が発売されました!

BWにて新たに150ほどポケモンも増え、いつ買おうか悩んでいます。

ポケモンをやる時、いつも悩ましいのがポケモンのパーティです。

長くやっていると、同じ様なポケモンを選んでしまいますし、同じようなワザばかり使ってしまいます。

そこで、今回はポケモンのデータを使用し、今まで使用した事はないが、

使用経験のあるポケモンに近いポケモンをRを使用し発掘したいと思います。

今回使用するデータは下記のデータ(抜粋)

1.トレーニングデータ

トレーニングデータはポケモンプラチナまでの全507ポケモンデータを使用します。

クラスを『使った』『未使用』で分類しており、使った事のあるポケモンは94種類です。

trainning

 

2.テストデータ

テストデータはポケモンBWより新しく登場した、150種類のデータです。

test

■NaiveBayesで分類

今回はRのパッケージklaRを使用します。

library(klaR)
pokemon.training<-read.csv("pokemon-training.csv")
pokemon.test<-read.csv("pokemon-test.csv")
mN <- NaiveBayes(使用~HP+こうげき+ぼうぎょ+とくこう+とくぼう+すばやさ, data=pokemon.training)

■トレーニングデータの周辺確率分布
plotで描画します。
plot(mN)

グラフを見て分かるように、『とくこう』と『すばやさ』が高いポケモンを多く使用しています。

NaiveBayes_trainning


■テストデータの周辺確率分布
NaiveBayes_test

■検証

トレーニングデータで、簡単ですが検証を行いました。

pokemon.training<-read.csv("pokemon-training.csv")
pokemon.test<-read.csv("pokemon-test.csv")
mN <- NaiveBayes(使用~HP+こうげき+ぼうぎょ+とくこう+とくぼう+すばやさ, data=pokemon.training)
mNpred <- predict(mN)
mNresult<-table(pokemon.training$使用,mNpred$class)
mNresult
↓結果↓
         使った 未使用
  使った     50     44
  未使用     44    369

使用した事あり、結果も使ったは50

使用した事がなく、結果も未使用は44

正解率は82.6%でした。

■予測

では、実際に新ポケモンのテストデータを予測してみます

mNpred <- predict(mN,pokemon.test[,3:11])
table(pokemon.test$名前,mNpred$class)

結果は・・・・

result

■まとめ

結果は、とくこう・とくぼう・すばやさの高いポケモンとなりました。

イベント系(伝説のポケモン?)が多いのは個体値が高いといえます。

検証結果では、使用した事があるのに結果が未使用になったポケモンを調べた所

進化前のポケモンでした。

早速買って試してみようと思います。

創造力発掘プログラムTreasure終了!!

こんにちは。株式会社genesixの上杉(@unlearned)です。
ECナビ夏の創造力発掘プログラムTreasureが終了しました。
私は前半の講義に講師として2週間みっちりと参加させていただきました。

学生さんとともに過ごせた長いようで短かったこの1ヶ月間。
参加者のみんなに「本当に充実した!」と思ってさえもらえれば悔いなく死ねるってもんです。

教える側としてもいろいろ勉強になりました。
間違った情報を教えないように、見直しを繰り返したり、よけいな情報を与えて混乱させないようにしたり。
基本的な知識はなるべく最初に持ってきて丁寧に説明したり。
自分の知識も整理された感じです。

中間発表・最終発表の際には、こちらまで緊張して胃が痛くなりました。

P1060968
P1060964
P1060923

体力的にも、能力(脳力?)的にも大変な一ヶ月でしたが、笑い声の絶えない、すばらしいインターンシップになったかと思っております。

教材のレビューをしてくれたり、サポーターを買って出てくれたエンジニアの同僚達、
TAをやってくれた昨年のTreasure参加者、叱咤激励していただいた人事のみなさん、
そしてなにより今年Treasureに参加してくれたみんな。

みんなのおかげで創造力発掘プログラムTreasureが実現できました。
本当にありがとうございました!

開発未経験なのにみるみる力をつけていく学生さんをみていると、
エンジニアとして、自分ももっともっと勉強していかなければならないと感じます。

最後に一言、本当に楽しかった!!

Treasure開催中!!(その4)

こんにちわ。システム本部の吉村(@yes2339)です。
インターンTreasure開催中!!(その3)!! の 続編となります。
後半は、前半の講義とは異なり4人ずつのチームで開発を行なっています。
期間内にWebサービスを作成するのが目標です。

後半の内容
・チーム名を決定
・作りたいサービス内容の決定
・モデリング・設計
・プログラミング
・最終発表

各チーム色紙にチーム名・メンバー名を記載しました。
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P1060845
P1060843
P1060842
P1060841

プログラム経験者も未経験者も共に
自分達の作りたいサービスへアイデアを出しあい開発しています。
いよいよ明日が最終発表となります。


今回のTreasureのTwitterのハッシュタグは、 #treasure2010 です。

Treasure開催中!!(その3)

こんにちわ。システム本部の吉村(@yes2339)です。
インターンTreasure開催中!! の 続編となります。
プログラム初心者から経験者まで幅広く参加頂いています。
早いもので中間発表を挟んで 半分を折り返しています。
(期間は、1ヶ月)

その後の講義は、
・PHP
・iPhone関連
・Twitter関連
・Security  
・中間発表課題製作 でした。

中間発表では、技術面・理解度などをチェックしました。
特に技術面では、セキュリティー対策を重視しました。
(XSS,SQLインジェクション,CSRF)

画像 001
iPhoneのアイコンも作成

29b3997
中間発表の様子

また前半部分の開催中は、社内からゲストを招き受講生に向けて話をして頂いています。

・CEO 宇佐美「Treasureをはじめたきっかけ」 
・CCO 青柳「学生時代の話」
・CTO 小賀 「Treasureに対する姿勢」
・cybozu.net  CEO 椿「情報収集の話」
・人事 楓 「頭の体操」

今回のTreasureのTwitterのハッシュタグは、 #treasure2010 です。

Treasure開催中(その2)

こんにちは。来年度からECナビでエンジニアとして働き始める玉木といいます。
この夏はECナビの理系インターンシップ "Treasure" でTAとして右往左往しています。
去年のこのインターンシップでは参加者の側でした。

早いものでこのTreasureが始まってから丸二週間が経ちました。
参加者の皆さんの集中している姿を眺めながら、去年のことを思い出しては感慨にひたっています。

IMG_2331


去年と変わって、教えられる側から教える側になった訳ですが、
立場が変わったことで去年とは違ったTreasureの一面が見えてきました。


ひとつは、いかにこのインターンシップが僕の生活を変えたかということです。
朝から晩までプログラミングをしたことはあっても、一ヶ月もの長い期間を集中して、
しかも色々な人と関係を持ちながら、という機会は僕はそれまでありませんでしたし、
普通の生活の中ではなかなかない経験だと思います。

そのおかげで、いかにそれまで時間を雑に扱っていたか、
いかに毎日出社して働くのが大変か(笑)などを身を以って知ることができましたし、
それからは時間の使い方や、日常の活動の選択などができるようになりました。
いろいろな人と出会えたことで、自分自身に対する理解も深まりました。
最近は、以前と比べて日々の満足度が高くなった気がしています。


もうひとつは、いかに恵まれた環境にいたかということです。
インターンシップ参加中は気付きませんでしたが、
これだけ多くのが、僕を含めた参加者たちを気にしていて、
助けてくれていたということに改めて驚きました。

正直なところ、お金が貰えて勉強ができるということで参加した人も居ましたが、
それを気にせずに参加者の成長を求めるというインターンシップだったことを知って、
参加できてよかったと感銘を受けていました。
しかし、そのとき知っていたことの裏で、
これだけこのインターンシップを良いものにしようと奮闘している人達がいたことと、
それによって感激するインターンシップになったのだということを、
TAという立場で参加したことで知ることができました。


まだ今回のインターンシップは日程の半分を少し過ぎたところです。
今回は人数が多かったので、皆が仲良くなって終われるか多少不安でしたが、
ぎこちなかった開始当初から変わって、一緒にご飯を食べに行ったり、
社内バーで一緒に飲んでその日の労を労うなど、
当然まじめに取り組みつつも、楽しめるようになってきたように思います。


数日後には前期の成果を発表する中間発表が、
その後にはもっと密度の高い後期日程が始まります。
今年も去年の僕以上に、みんな悔しがりながらも楽しんで
このインターンシップを終えてくれると思います。

この貴重な体験をしたいという方はぜひ来年のTreasureに奮ってご応募ください! 

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