VOYAGE GROUP エンジニアブログ

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VOYAGE GROUPエンジニアブログです。

2011年10月

第2回 CakePHP2.0 勉強会@Tokyo で会場を提供させていただきました

こんにちは!株式会社adingoのエンジニアで前田(@brtriver)といいます。


写真(2)

2011年10月06日に、第2回 CakePHP2.0 勉強会@Tokyo が開催され、VOYAGE GROUPで勉強会/懇親会会場を提供させていただきました。
また、当日は VOYAGE BB ポイントが溜まるWiMAXこと VOYAGE WiMAX を用意し回線を提供しつつ、Ustreamで勉強会の様子を配信しましたが、最終的に100人以上の視聴者になりました。

キャンセル待ちが出るほど盛況なことからも分かるように、CakePHPは代表的なPHPフレームワークの1つで国内でも多くの利用実績がある点や、もうすぐ正式版がリリースされるCakePHP2の勉強会ということもあり、今回の勉強会もかなり注目度は高かったと思います。

スタッフの皆様、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

全てではありませんが、資料をアップされていた方のリンク先は以下にまとめました(漏れがありましたらご指摘ください)

懇親会の様子はUstreamで配信していませんでしたが、懇親会はAjitoにて開催し、懇親会LTも大盛り上がりでした。

写真(3)


懇親会で個人的に印象的な内容だったのはCandyCaneでした。
CandyCaneはPHP版Redmineであり、CakePHPで開発されています。
最近になり、CakePHPのコアデベロッパーが開発に参加するなど世界的にブレークの兆しがあります。
特徴は、とにかく導入の敷居がRedmineと比べても低い!インストールを動画で紹介していましたがなんと2分掛かっていません。
おそらくCakePHPのキラーアプリになるのではないでしょうか?


最後に、VOYAGE GROUPでは、このように勉強会の会場を無償で提供させていただいています。
もし勉強会を企画していて会場探しにお困りの場合は、私(@brtriver)やVOYAGE GROUPの誰かにご相談いただければと思います。

TDDワークショップを開催しました

株式会社adingo所属かつアジャイル戦略室(勝手メンバー)の@katzchangです。先日、VOYAGE GROUP社内勉強会としてTDDワークショップを開催してみましたので、そのご報告です。

まずは「TDDってなに?」っていうお話をさせていただいたあと、ペアプロでTDDを体験して、最後にどんなコードができたかレビューするという、いわゆるTDD Boot Campスタイルをとりました。課題は「ECナビ会員のグレード(http://ecnavi.jp/mypage/guide/condition/)を判定しよう」。

TDDWSの様子 ペアプロの様子

ふりかえり

Keep

  • ペアプロがよかった、安心できてかつ慎重になる(というのが6票)
  • ECナビネタの課題がFizzBuzzよりも実務に近く感じて勉強になった
  • 進み具合に応じて追加の課題がでてくることがすごくよい
  • 課題の要求があいまいだったので思考できてよかった
  • 数人が教える側に立った
  • テストの価値説明が最初にあるので理解しやすい
  • テストコードは書いた方がいい

Problem

  • OSSだとテストコードがなければ無視されるような話を是非
  • 言語はもっとバラエティに富んでた方がよい
  • 全員ペアプロだったので、ペアプロじゃない人と比較したかった
  • (PHPで)Shift_JISでは日本語メソッドは構文エラーになる
  • パソコンは一人一台あるとよい
  • もう少し時間が長くてもよい
  • 仕様が不明な時に、もっと積極的に出題者に質問できればよかった
  • (コードレビューのとき)ThinkPadがプロジェクターに映らなかった
  • Eclipseよくわからなかった
  • お腹すいた

Try

  • パラメタライズド・テストでテストを書いてみたい
  • ペアプロ大会したい
  • 今日参加できなかったエンジニアのためにまた開催してほしい
  • ピザでも食べながらコードレビュー

これを受けて

ペアプロがとても好評だったのは、想定通りでした(ドヤッ

ペアプロとTDDの相性の良さについては、書籍「ペアプログラミング」(ピアソン・エデュケーション)の中でも触れられています(私の席に置いているので、読みたい方は声をかけてみてください)。

テスト駆動開発を活用してください。(中略)

テストファーストプログラミングと組み合わせると、ペアプログラミングの価値が本当にわかると言った人たちがいます。その人たちは、最初にテストを作成することで、ペアが2人とも、取り組んでいる問題を正確に把握すると述べています。

ペアプログラミング 第11章 ペアプログラミング実践の秘訣 p101

TDDを使わずに作業の結果を確認するためには、ドライバーは黒目を動かして広大なブラウザ画面のどこかの文字列を網膜に写し、それがドライバーの脳内にある意図に沿っているかを検査することなります。当然、横で見ているパートナーには伝わるはずがありません。ドライバーが「ここがゴールド会員だから、このメニューがこうなって…」みたいな独り言を言いながら進めるのはとても良いことですが、なかなか限界があるでしょう。目標(テストコード)を明確にして実装を進めるTDDは、ペア同士のコミュニケーションも促進するということだと思います。

これからのこと

現在、VOYAGE GROUPエンジニアのためのTDD Boot Campを企画中です。社内向けの研修ではあるのですが、外部の方にも参加していただけるような形で開催したいと私個人としては思っていて、おそらく、そのようにできると信じています。

時期は年明けくらい、12月くらいには何かお知らせできればば、順調に進んでると安心していただけるはずです。とりあえずあと2回程度ワークショップを開催してみて、そこから先の「使える武器」をどう増やしていくにフォーカスするという方向もアリかもしれないと思いながら、まーどうしましょうかねぇ。

現状、プロダクトによってはレガシーコードとの熾烈な戦いがあったり、自分も含めてまだまだ経験が足りていない――言い方を変えれば、挑戦すべき多くのことが目の前に転がっています。これはとても恥ずかしい話ではありますが、ただ、それらを一つ一つ片付けながら進むという、泥臭く、かつ人間臭い仕事ができるエンジニアは、プロフェッショナルと呼ばれるにふさわしいのではないかと思うわけです。

というわけで、最速最強の開発を目指して、今の開発を加速していきましょう。

アプリのFirst impression


こんにちは。

VOYAGE GROUPの子会社であるジェネシックスでスマートフォンアプリの開発をしている中(@g_1)です


先日、tuneTVというアプリをリリースし、今も改善に取り組んでいます。

 


tuneTVではシンプルな操作感とTV視聴というライブ感をアプリにも取り込むため、動的な演出に力を入れました。

基本となるUIデザイン、画面遷移、あとなるべく軽い手触りになるよう工夫したり、アニメーションも大きく見せるような小さい工夫が多く施されています。


今回のアプリではUXデザイン、そしてゲーミフィケーションを意識しています。

これらはどちらもユーザーに楽しんでもらう、疲れさせないなどといったユーザビリティの追求の道でありますが、技術的にあまり語られることが多くない分野です。


スマートフォンアプリにはさまざまな制約があり、結果的にユーザーが不便に感じたり、すごく疲れてしまうこともよくあります。そういったアプリに触れたときの感じるストレスを解消する技術というのも今後より深く広く研究され、あちこちで語られるんではないかなと思っています。


今回はアプリのFirst impressionについて記事を書きます。

アプリに限らず、プログラムというものは一般的に起動、データor入力値読み込み、実行、結果表示、終了というプロセスを踏みますが、この際、各種パラメータを初期化する起動やデータ等のロードという過程は動作が重い上に、ユーザーから見ると大変退屈なプロセスです。

また起動後、アプリに触れた際に期待していた振舞いをしなかったり、シーケンスが複雑で目的に辿りつけなかったり、長いチュートリアルが始めると、目的であるコンテンツがどんな素晴らしいものだとしても、ユーザーはそこへ到着する頃には、非常に悪い心証を持ってしまいます。

あるいは、目的のコンテンツへ到達すらやめてしまうことがあります。

また再びアプリを開始した際に、うんざりした初体験をまた繰り返してしまい、面倒くさいなと思ってしまうかもしれません。


ビデオゲームの世界では最初の5分が勝負と考えます。*アーケードにおいては、30秒とも言われました。北米においてはさらに短く5秒(笑)

プレイ直後から気持ちよく、そして期待を持たせられないのなら、そのゲームを最後まで遊んでもらえる可能性がかぎりなく低いとまで言われることがあります。

これはアプリにもまったく同じことが当てはまると思います。

便利なはず、生活を豊かにするはずのアプリで逆にストレスを貯めるようであれば、本末転倒です。

なので、一番最初のユーザーが目にする画面のユーザビリティ向上、そして起動スピードを極限まで早くするというのは、理にかなった考えだと言えます。

何事も初めが肝心ということです。

そしてこれはアプリケーションデザイン、実装スキル、ユーザーサポート体制・・・全てが力を発揮しないと、達成できないパートでもあります。


さて、tuneTVはとことんユーザービリティにこだわろうとというポリシーの元、開発を進めています。

とはいえ、まだ生まれたばかりのサービスで未熟な点も多く、どうすれば喜んでもらえるのかと日々考えて手を動かしています。

ユーザーからの声を大事にしようと、レビューやブログにも頻繁に目を通していますので、フィードバックをよろしくお願いします。 

tuneTV iPhone版
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首都圏版
iPhone、iPod touch (第4世代)
iOS 4.0 以降
 
 


VOYAGE GROUPエンジニアブログに名称変更します。

システム本部の吉村(@yes233)と申します。
2010年5月から開始していました ECナビグループエンジニアブログですが、
2011年10月1日の社名変更に伴い VOYAGE GROUPエンジニアブログに名称変更します。
Blog内容に関しては、変更ありません。

* システム開発、運用時のノウハウ
* 技術セミナーの告知及び報告
* エンジニアが面白いと感じたこと

また今回の社名変更に伴い事業を支える技術ページが出来ました。 
事例紹介や技術者紹介などもありますので、確認下さい。 
今後とも気長にお付き合い下さい。
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