話がふくらまないネタには定評があります。
山口(@tadasy)です。
最近のマイブームはHTML5とCSS3と若い子のレビューで重箱の隅をつつくことです。
今回は僕の所属しているECナビ事業本部スマホ&ソーシャル本部でのレビューの仕方についてご紹介します。
特に話がふくらまないとは思いますが、「こんな感じでレビューしてるんだぁ」という雰囲気だけわかってもらえると幸いです。
■プロジェクターでソースコードを投影してレビューする
通常はこの形式でのレビューが多いです。
プロジェクター+PCが設置されている会議室があるのと、最近のMacbookPro所有者の増加により、インフォメーション・テクノロジー企業らしくソースコードを投影しながらのレビューです。
事前準備が特に必要ないので、忙しいビジネスパーソンにうってつけの形式なのでとても人気があります。
エンジニアのみなさんもこの形式を採用しているのではないでしょうか?
便利なプロジェクターでのレビューですが、不便なところもあります。
いくつかあるのですが、特に不便なところはプロジェクターのある会議室を予約するのが大変なときがあるというデメリットがあります。
この問題を解決するために考案された(かどうかは定かではない)のが、ソースコードを紙に印刷してレビューを行う「紙レビュー」です。
この古き良き日本のデバッグ手法、机上デバッグ文化を後世の若い世代に伝えるべく、「おみさん(ダイエット中)※」が始めたレビュー方式です。
会議室が取れないなら印刷してレビューしたらいいじゃない!(普通)
※弊社随一のAA職人。エンジニアだけに留まらず、全社員から愛されるアイドル的存在。
近々このブログにも登場していただけると思いますので、ご期待ください。
■ソースコードを紙に印刷してレビューする
どうですか?みんなイキイキと目を輝かせてレビューしてます。
後ろの関係のない人まで楽しそうです。
この写真からも分かる通り、会議室ではなくてフロアの空きスペースでレビューしています。
ときには適当な台のところでスタンディングでサクッとレビューしたりもします。
もうレビュー場所に困らない。
※スタンディングでの例。上司の目の前でレビューしてアッピールも簡単!
実際に紙レビューを実施してみてると、
その他にもプロジェクターレビューと比べたメリット・デメリットが見えてきました。
○メリット
1. 場所を選ばない!
これはもう説明が必要ありませんね!
2. レビュアのペースでコードが読める
プロジェクターレビューで、もう少し見たいのに次に行ってしまったり、違うところを見たいのに、他の人が質問していて自分がみたいところを見れなかったりしたことはありませんか?
紙レビューなら大丈夫。そう、いつでも自分が見たいコードが見れちゃいます。
3. ある程度全体を追いやすい
プロジェクターレビューの場合は、レビュー対象のコードしか投影されないので、全体像などが追いにくいです。
紙なら(印刷さえしてくれれば)コードがみれる!
○デメリット
1. エコとはなんだったのか
2. 事前に印刷する時間が必要
3. シンタックスハイライト、カラー印刷しないと見づらい
4. いろいろ目についてしまうので、気がつくと今話しているところがわからなくなる
5. レビュー対象外のソースコードを見たくても見れない
なんだかデメリットのほうがたくさん挙がってしまい残念な感じになってしまいましたが
やってみると「案外悪くないな」というのがなんとなーくわかるので、
皆さんも是非紙レビューでキャッキャウフフしてみてください。
■おまけ
印刷ツール
僕は普段開発サーバー上でvimを使って開発しているのですが、ソースコードを印刷するときは
TOhtml( http://nanasi.jp/articles/vim/2html_vim.html ) というvim6以降であればデフォルトで利用することができる印刷機能を使っています。
ご参考までに。