こんにちは、ECナビの開発・運営に携わっております小芝と言います。
昨今、特にIT業界では勉強会ブームです。私も勉強会に出たり、お話したり、開催したりと活動しています。今回は勉強会のでかい版ともいえるカンファレンスの参加について、これまでに得たノウハウをまとめました。
私も、東京Ruby会議01、東京Ruby会議03、DevLOVE2009FUSION、日本Ruby会議2009、日本Ruby会議2010などのカンファレンスに参加したり、講演やLTをしたり、実行委員をしたりと、結構カンファレンス充させてもらってます。
しかし社外の知人らを見るに見るにまだまだ参加する習慣が無い方が多いのではないでしょうか。
プログラミング言語Rubyやアジャイルな開発手法に関する活動で有名なプログラマーの方が講演の中で「日本では水と安全とカンファ レンスはタダだと思われている」(DevLOVE2009FUSIONの講演ビデオの2/6の4:35あたり)という発言が、端的に表された現状かと思います。
カンファレンスに参加することによって、知識や事例、ノウハウなどを集中して知ることができることはもちろん、普段の仕事ではなかなか得られない新鮮な刺激を得ることができ、中長期的なメリットを享受することができます。
より多くの人がより多くの人がカンファレンスに行けるようになればと思うので、カンファレンス参加のコツをまとめました。
IT勉強会カレンダーにも載っているものが色々あるので、参照してみてください。
これは! と思うカンファレンスを見つけたらポチっと参加申し込みをしましょう。
申し込みが始まっていないなら、申し込み開始日を忘れずにスケジュール登録しておきましょう。人気カンファレンスは数日で埋まってし まうことも多々あります。
ここでよくあるアンチパターンは、「受講セッションの詰め混み過ぎ」です。朝から晩まですべてのセッションの枠を埋めてしまうと、ただただしんどいばかりで効果的な参加とはなりません。
自分の中でテーマを絞って、是が非でも出たいセッションとそうではないセッションを区別しておきましょう。
更には、是非ともセッションに出ずに廊下やロビーで過ごす時間を意図的に設定しておきましょう。そういう場所で偶然出会う 突発的な催し物や他の参加者との交流も、カンファレンスの大きな楽しみです。
こうすると、会社へのカンファレンス参加レポートが必要となるので、自分は何を得て何を持ち帰りたいかを明確にすることができます。
また、業務でのカンファレンス参加の習慣が定着し、他の勉強会や研修にも参加しやすくなる環境を作ることができます。
なお、ECナビではキャリアアップ支援制度という、カンファレンスや研修など自分のスキルアップのための参加費や研修費を全額支給する枠組みがあり、積極的に活用することが推奨されています。
またそれとは別に、海外カンファレンス参加制度があり、国内カンファレンスのみならず海外カンファレンスへ参加についても支援を行う枠組みがあります。
もちろん、カンファレンスに参加する分の業務の調整も忘れずに行いましょう。とはいえ、リリース直前など何かの締め切り間際でなければ、カンファレンスで1日や2日抜けたところで体勢に影響はありません。
先の業務の予定が決まっていないのであればあればなお好都合です。自分でスケジュールを立てて決定事項としてカンファレンスの予定を入れておきましょう。
次回予告
以上4つを行うことでもうカンファレンスに参加する準備は整いました!
次回はカンファレンスに出てからどういう風に立ち回ればいいかをまとめます。
2010-06-15 19:00(JST)からチケットの一般販売が開始されますので、Rubyを使っている方はもとより、ちょっとでもRubyにご興味のある方は是非ご参加下さい。
昨今、特にIT業界では勉強会ブームです。私も勉強会に出たり、お話したり、開催したりと活動しています。今回は勉強会のでかい版ともいえるカンファレンスの参加について、これまでに得たノウハウをまとめました。
カンファレンスに参加していますか?
ECナビのメンバー(社内ではクルーと言います)は結構頻繁にカンファレンスに参加しています。参加だけではなく、出展、スポンサード、講演、主催など様々な関わり方をしております。私も、東京Ruby会議01、東京Ruby会議03、DevLOVE2009FUSION、日本Ruby会議2009、日本Ruby会議2010などのカンファレンスに参加したり、講演やLTをしたり、実行委員をしたりと、結構カンファレンス充させてもらってます。
しかし社外の知人らを見るに見るにまだまだ参加する習慣が無い方が多いのではないでしょうか。
これは大変勿体無い!
日本でのカンファレンス参加の金銭的負担は比較的軽いというメリットがあります。(開催側は大変ですが)プログラミング言語Rubyやアジャイルな開発手法に関する活動で有名なプログラマーの方が講演の中で「日本では水と安全とカンファ レンスはタダだと思われている」(DevLOVE2009FUSIONの講演ビデオの2/6の4:35あたり)という発言が、端的に表された現状かと思います。
カンファレンスに参加することによって、知識や事例、ノウハウなどを集中して知ることができることはもちろん、普段の仕事ではなかなか得られない新鮮な刺激を得ることができ、中長期的なメリットを享受することができます。
より多くの人がより多くの人がカンファレンスに行けるようになればと思うので、カンファレンス参加のコツをまとめました。
じゃあ、どうすればカンファレンスに参加できるのか
以下の4つを行うことで、カンファレンスに参加することができます。- 調べる
- 申し込む
- 選ぶ
- 交渉する
1.調べる
そもそもどのようなカンファレンスがあるのかを調べましょう。カンファレンスによく行く人に尋ねてみる、Googleで検索するなどで簡単に調べられます。IT勉強会カレンダーにも載っているものが色々あるので、参照してみてください。
2.申し込む
たいていはネット申し込みが可能です。これは! と思うカンファレンスを見つけたらポチっと参加申し込みをしましょう。
申し込みが始まっていないなら、申し込み開始日を忘れずにスケジュール登録しておきましょう。人気カンファレンスは数日で埋まってし まうことも多々あります。
3.選ぶ
カンファレンスで行われるセッションの中でどれを行こうか予め考えておきましょう。ここでよくあるアンチパターンは、「受講セッションの詰め混み過ぎ」です。朝から晩まですべてのセッションの枠を埋めてしまうと、ただただしんどいばかりで効果的な参加とはなりません。
自分の中でテーマを絞って、是が非でも出たいセッションとそうではないセッションを区別しておきましょう。
更には、是非ともセッションに出ずに廊下やロビーで過ごす時間を意図的に設定しておきましょう。そういう場所で偶然出会う 突発的な催し物や他の参加者との交流も、カンファレンスの大きな楽しみです。
4.交渉する
会社勤めの方は、努めて業務の一環としてカンファレンスに参加できるように上司と交渉しましょう。こうすると、会社へのカンファレンス参加レポートが必要となるので、自分は何を得て何を持ち帰りたいかを明確にすることができます。
また、業務でのカンファレンス参加の習慣が定着し、他の勉強会や研修にも参加しやすくなる環境を作ることができます。
なお、ECナビではキャリアアップ支援制度という、カンファレンスや研修など自分のスキルアップのための参加費や研修費を全額支給する枠組みがあり、積極的に活用することが推奨されています。
またそれとは別に、海外カンファレンス参加制度があり、国内カンファレンスのみならず海外カンファレンスへ参加についても支援を行う枠組みがあります。
もちろん、カンファレンスに参加する分の業務の調整も忘れずに行いましょう。とはいえ、リリース直前など何かの締め切り間際でなければ、カンファレンスで1日や2日抜けたところで体勢に影響はありません。
先の業務の予定が決まっていないのであればあればなお好都合です。自分でスケジュールを立てて決定事項としてカンファレンスの予定を入れておきましょう。
次回予告
以上4つを行うことでもうカンファレンスに参加する準備は整いました!
次回はカンファレンスに出てからどういう風に立ち回ればいいかをまとめます。
お知らせ
ECナビグループのPeXが、世界最大級のプログラム言語Rubyのカンファレンスである日本Ruby会議2010をゴールドスポンサーとして支援しております。2010-06-15 19:00(JST)からチケットの一般販売が開始されますので、Rubyを使っている方はもとより、ちょっとでもRubyにご興味のある方は是非ご参加下さい。