@bash0C7です。ECナビ事業本部でエンジニアをしつつ、アジャイル戦略室という活動を行なっています。
今回の話は、アメリカのニューオリンズで行われたRubyConf2011でLTした経験についてです。
PA011287
PA011287 by sora_h, on Flickr(http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/)
 

謝辞

このエントリーは、nari3の英会話困難者によるはじめての英語プレゼン に影響されました。ありがとうございました。

どこでどんなLTをしたか

VOYAGE GROUPでは海外の技術カンファレンスに社費で参加できる制度があります。今年わたしがその制度の対象者の一人に選出され、Rubyistなら「一生に一度以上は行くべき!」といわれているRubyConfに念願かなって参加しました。

そこで、ついカッとなって生まれて初めての英語ライトニングトークスをしました。
してきたのですが…

(続きを読む前にまず下記にあるビデオをご覧ください)
http://confreaks.net/videos/737-rubyconf2011-lightning-talk-let-s-go-to-shibuya-rubyist-lunch-at-tokyo-japan?player=html5

…散々なものでしょう。英語LT以前に、入国審査でちょっと質問されるだけで遁世したくなるレベルです。
そんな私が、どのような過程を経てLT完了まで至ったか、書き記します。

資料作り

伝えたい内容をまず日本語で書き、Google翻訳やYahoo翻訳を駆使して英文にしました。
とくに、Yahoo翻訳は日英翻訳後に英日逆翻訳をボタン一発でできたり、単語レベルで辞書ページにジャンプできるなど、大変助けられました。

これでなんとなく確からしい感じまでもっていったあと、英語が堪能な同僚にレビューをもらいました。

発声練習

ホテルの自室でぼそぼそやってました。発音がわからないものは、インターネットパワーを駆使して発音記号を見たり、発音サンプルを聴いたりしました。

本番

発表するという機会では、だいたい例外なくひどく緊張します。胃が喉からせり上がってくる感覚になったり、膝が笑ったり、手が震えたり、声が上ずったりと、緊張感の見本市といっても過言ではないのがわたしです。
今回の緊張は、過去に例が無いほどの最高級品で、手が震えはスライド送りのエンターキーを押すのが大変なぐらいでした。喉から声を出すのも大変で、舌も思い通りに動いてくれませんでした。LT中もそんな調子で、リアルに「くぁwせdrftgyふじこlp;@」って感じになってしまいました。
でもこれが、翌日のセッションでネタとしてスピーカーの方が使ってくれたり、こしばメソッドと呼んで笑ってくれたりしてくれたので、なかなかオイシイ結果となりました。
またビデオの再生数的にもmatzのkeynoteをより上回っている(2011年10月25日現在)という(  Д ) ゚ ゚なことになっています。どうしてこうなった。

まとめ

このようなくそみそな初英語LTとなりましたが、自分にとってはとても価値のあったチャレンジだったと思います。
でも、次はちゃんとした英語を使えるようになりたいです。

ちなみに、こんな状態でも、RubyConf2011は大いに楽しめました。
確かに「一生に一度以上は行くべき!」です!
きっと来年も開催されるかと思うので、Rubyに興味のある方はまずはいっぺん行ってみましょう!

RubyConf2011参考リンク

RubyConf 2011 New Orleans(matz)

Rubyconf参戦記(nari3)

RubyConf2011写真(sora_h)

[ruby-list:48188] RubyConf2011 情報交換ML開設のお知らせ