こんにちは。VOYAGE MARKETINGの @yohxxです。
ポイント交換サービス PeXの開発や、環境改善などを担当しています。
最近自分のチームではメンバーの入れ替えや増員があり、大半のメンバーがまっさらな状態でスタートしました。
開発の進め方や、運用フローなど随時見直していくために定期的なふりかえりを実施して改善を進めています。
PeXで実施してるふりかえりについてまとめてみます。
ふりかえりは以下2つ。
- 開発についてのふりかえり
- 運用フローについてのふりかえり
どちらもKPTをしています。
KPTの具体的なやり方については割愛しますが、特に気をつけていることは以下です。
KPTをする上で気をつけていること
ルールを守ること
はじめにグランドルールを作成してそれを守るようにしています。
- 積極的に話すこと
- 1人で話しすぎないこと
- 謝罪不要(悪いのはプロセスなので改善について話そう)
テンポよく進める
話しすぎが起きないように、テンポ良く切るようにしています。
議論が必要な場合は別で時間を設ける。(PeXではみんなでランチを食べながら話すことが多いです)
必ず具体的なアクションと担当を決めて行動する
TRYで上がったものから今週アクションするものを選択し、具体的なアクションと担当者を決めます。
TRYそのままでなく具体的なアクションにするのが重要です。
開発についてのふりかえり
- 週1回
- 開発メンバー全員参加
- その週の開発に関すること、改善すべきことなど主に開発に関わることについて話す
運用についてのふりかえり
- 月1回
- 開発、プロデューサー、営業、デザイナが参加
- サービス開発に関わること全般について
- スケジュールや案件優先度の決め方、運用フローの見直しなど
2つのふりかえりを行うことで何を得たのか?
皆が抱えていることが共有できた
新しいメンバーが多いチームで特に大事なことで、抱えている課題や今後進めたいことなど明確に話し合うきっかけになりました。
課題の共有だけでなく、うまくいったこと、これからも継続したいことを話せるのも良い機会です。
課題に対して具体的に改善アクションを取れるようになった
KPTであがったProblem(問題)に対する具体的なアクション、担当者を決めることで毎回改善アクションをとるようになりました。
アクションと担当者を明確にすることが重要です。
二つのふりかえりを行うことで進め方自体の改善ができた
開発チーム内の問題だけでなく、ステークホルダー全員を巻き込むことで運用も含めた
サービス開発の進め方についても改善するきっかけができました。
この場で話しあう中で、実施する施策に関する背景なども共有できたりと良いコミュニケーションが生まれました。
ステークホルダーを巻き込むコツ
突然KPTするからと、色んな職種の方を呼ぶだけだとなかなか一体になったふりかえりができなかったりします。
事前にふりかえりをする目的をそれぞれに話しておくことが必要だと思います。
プロデューサー、営業、エンジニア、デザイナそれぞれのリーダーを捕まえて個別にふりかえりの目的と、手段にについて説明をすること。
そこであがった懸念などは事前に改善策を検討しておきましょう。
皆が改善に向けてふりかえりをしやすいように事前相談は必要不可欠です。
まとめ
開発チームだけでなく、ステークホルダーを巻き込むことでサービス開発全体が良い方向に進む。
運用フローなど、進め方自体のふりかえりをすることで、チームの成長に合わせて仕組み自体も成長させていくことができる。
まだまだチームとして動き始めて間もないですが、日々前進している良いチームになっている実感があります。
これから新しいチームで動き出す人も、長く同じチームで動いてる人もステークホルダーを巻き込んだふりかえりをしてみてはいかがでしょうか。
いつもとは違う何かが見えてくるかもしれません。