VOYAGE GROUP エンジニアブログ

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インターン

もの創り実践プログラム「Treasure2012」始まりました!

こんにちは。
VOYAGE GROUP 人事の佐々木寛(@339)と申します。

夏のインターンシップ「もの創り実践プログラム【Treasure】」が8/13(月)スタートしました!
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今年の【Treasure】は「チーム開発」、「ユーザ視点」という二つのテーマで開催しています。
昨年までのゼロからプログラミングを学ぼうという内容からリニューアルして、三週間でエンジニアとして圧倒的に成長してもらいます。


今年のテーマ「チーム開発」と「ユーザ視点」について。
・チーム開発
授業や趣味で一人では作ったことがある。グループで課題をこなしたことがある。そんな学生に仲間と共にアイデアを出しながらサービスを創ってもらいます。
仲間と話しながら一人では考えもつかなかったようなアイデアを出したり、一人では創りきれないような大きなサービスをチームで創り上げることにより、私達が大事にしている「仲間と事を成す。」ということを体感してもらいます。

・ユーザ視点
自分や友人が使うだけのシステム、課題で言われて作ったシステムではなく、"どんなユーザにどんな風に使ってもらうのか?"を考えながらサービスを創る。そのための考え方や経験を積んでもらいます。
誰のために、何のためにそのサービスを創るのか。本気で考え抜くなかで「本質を追い求める。」力を身に付けてもらおうと考えています。



さて、その【Treasure】ですが、本日で開始してから3日目、前半の講義も中日となりました。
これまでの講義内容は・・

▼初日
・ガイダンス
・環境構築

▼二日目
・バージョン管理
・webアプリケーション

▼三日目
・プロジェクトマネジメント

となっています。


初日は比較的余裕そうだったTreasure生達も、二日目、三日目と講義・課題の内容もどんどん濃く、難しくなっていく中で目の色を変えて真剣に取り組んでいます。

Treasure2012



越えなければならない壁は高く見えますが、この壁を乗り越えた後に見える景色はきっと素敵なものとなっているでしょう。



挑戦し続け、最終日には仲間と共に「やりきった!いいものを創った!」と心の底から笑顔で言えるTreasureを今年も20名のインターン生と総勢25名の講師・サポーターを始めとした運営スタッフで創っていきます!
今年はどんなアウトプットが出てくるのか、本当に楽しみです!
 

【Sunrise前哨戦】大規模サービスを構築せよ!

こんにちは。09年度入社のおーつ(@smileeeen)です。
普段は子会社のZucksにてモバイル、スマートフォン周りのシステム開発を担当しています。

先日『Sunrise前哨戦』という、若手エンジニアで大規模サービスを設計してみようという社内イベントがあったので、その事について書かせて頂きたいと思います。

↓発表時の様子
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Sunrise前哨戦とはその名の通り、Sunriseの前哨戦として行われました。

■Sunriseとは
VOYAGE GROUPが今年から始める理系向けインターンで、100万人以上が使うことを前提としてサービスを企画し、それを実現するシステムを設計するといった内容になっています。
詳しくは下記をご覧ください。
大規模サービス構築プログラム「Sunrise」

SunriseはVOYAGE GROUPとしても初めての試みであり、社内のエンジニアの中からもやってみたいという声があがっていました。
そこで入社1~3年目までの若手エンジニアで4人一組のチームを組んで、前哨戦としてTwitterライクなサービスを展開する場合、どのようにシステムを設計するかを考え、その設計に対する評価を競う事になりました。

サービスの仕様としては
  • アカウント管理ができる
  • ツイートできる
  • 他ユーザーをフォローできる
  • フォローワーのツイートと自身のツイートでタイムラインを表示できる
というTwitterの最低限の機能を持つように求められました。

また、大規模サービスを設計する事が目的なので、下記のような利用状況の条件が与えられました。

  現在 1年後
登録ユーザ数 1億ユーザ 2.5億ユーザ
DAU 500万ユーザ 1,250万ユーザ
1日の総ツイート数 5,000万ツイート 2億ツイート
ツイートの割合 Web:25%、API:75% Web:25%、API:75%
1ツイートのバイト数 100バイト 100バイト
月間PV 5億PV 20億PV

評価軸は下記のような項目があげられました。
  • 可用性
    • 継続性
    • 耐障害性
    • 回復性
  • 拡張性
  • 性能
  • 運用・保守性
  • セキュリティ

各チーム毎に約1ヶ月間かけて業務の合間を縫い、これらの条件化で最適だと考える設計を導き出しました。

自分達のチームでは、既存のTwitterがどのようにシステムを構築しているのかを調査し、それらをヒントにシステム設計を行いました。
最終的にはフロントの部分にはNoSQLのRedisを採用する事とし、全体的なシステム構成は下図のようになりました。

Sunrise前哨戦システム構成1

他のチームはTwitterも一部で利用しているというCassandraをメインに使用する構成や

Sunrise前哨戦システム構成2


MongoDBやMySQLのHandlerSocket Pluginを活用したり

Sunrise前哨戦システム構成3

各チーム視点や進め方などに特色があって、とても面白かったです。

これらのシステム設計を社内のエンジニアの方々に対して発表したのですが、発表後には先輩エンジニアの方々からの鋭い質問が飛び交い、冷や汗をかきながらも、頑張って回答をしていました。

普段アプリケーションエンジニアとして業務を行っていると、インフラ関係の知識は薄くなりがちかと思います。
今回はそのようなレイヤーまできちんと考える必要があり、単一障害点を作らないためのサーバー構成や、多数のサーバーへのデプロイ方法、想定リクエスト数を捌くためにはどのくらいのサーバーが必要なのかなど、様々な事を調査し、設計に組み込んでいきました。
また普段あまり考えないような規模のサービスのシステムを考えることで、今まであまり深く理解していなかった技術などへの理解も深めることができました。
個人的には最近話題のNoSQLの種類や特徴、大規模サービスを構築する際の工夫などについて知識を得ることができたのが良かったです。
これらの経験を今後の業務にも活かしていきたいと思います。

最終的には順位付けも行い、優勝チームはCTOのポケットマネーで美味しいご飯が食べられるそうなので、そちらも楽しみにしています(・∀・)

さて、そんな前哨戦が行われたSunriseは今週2011/11/3(木)まで参加者を募集しています!
意欲ある学生の皆さんの応募をお待ちしています!

大規模サービス構築プログラム「Sunrise」
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新インターン【Sunrise】参加者募集中!100万人が使うサービスを創造せよ!

こんにちは。VOYAGE GROUP 人事の佐々木寛(@339)です。
VOYAGE GROUPでは11月に学生向け新インターン「大規模サービス構築プログラム【Sunrise】」を開催します。
この【Sunrise】の目的は、参加した学生の皆さんを「プログラミングができる」エンジニアから、「サービスが創れる」エンジニアに進化させること。

「100万人が使うWebサービスを創造せよ」というテーマの下、単なるプログラミングではなく、実際に多くの人が使う「サービス」を実際に創って頂きます。
具体的に行うのは以下の2つ。

-VOYAGE GROUPのノウハウ共有-
サービスの規模が大きくなってくれば、システムにも負荷が掛かります。
ユーザに対して安定的にサービスを提供し続けるためには
・サービスのどこがボトルネックになりうるのか?
・どのように負荷を分散させるのか?
というところが重要になってきます。

【Sunrise】では自社で提供しているサービスの経験からVOYAGE GROUPならではのノウハウを講義にて共有します。
例えば、価格比較サイトのECナビ(http://ecnavi.jp)であれば、300万人超の会員、商品数は約3700万点にもなりますが、これだけの会員が商品検索を行うためにどのような工夫をしているのか?
ということを共有していきます。
つまり他にはないVOYAGE GROUPのノウハウを共有するわけです。

-サービスを考え、設計する-
実際に自分が作ってみたいサービスを考え、そして100万人が使用するという前提のもと設計していきます。
単純に自分が使うだけのサービスの設計をするならば特に気にすることはないかもしれませんが、100万人が使用するとなると話が変わってきます。
ただプログラミングする前提のものではなく、“サービス”としてユーザ提供する前提で設計をするわけです。

この【Sunrise】では、プログラムができる学生へのプラスアルファの知識・ノウハウの共有はもちろんですが、VOYAGE GROUPのCREEDにある「本質を追い求める。」ということを参加する学生に伝えられたらいいなと思っています。
サービスが拡大した際のことを考え、ボトルネックになる部分などを踏まえて設計していくということは、そのサービスの肝や本質を考えていくことです。

逆に言うとサービスの本質が見えていなければ、本来必要のない部分がボトルネックになってしまったりすることもありえます。
ただプログラミングをするだけではなく、ユーザが使う“サービス”を創るエンジニアになってもらいたいのです。

【Sunrise】はVOYAGE GROUPにとっても初めての取組となりますので、
私たちと一緒に、新しいサービスを創っていきましょう!
http://voyagegroup.com/internship/sunrise/
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Treasure2011終了&振り返り

こんにちは。VOYAGE GROUP内定者の宗岡です。
ついこの間まで残暑厳しい日々だったのに、急に寒くなってすっかり秋の気配を感じる季節になりました。
気づけばTreasureが終わって1ヶ月経っていました。時が経つのが早すぎてびっくりします。
僕は去年はこのTreasureに参加者として、今年はTAとして参加させていただきました。

両方を経験した上で、個人的に感じたTreasureの魅力を3つ書いてみようと思います。

【全員が本気の1ヶ月】
去年参加していたとき、これだけの人数がいて、なぜ誰1人として怠けたりせずに
全員が本気でこのインターンに取り組むことが出来ているのだろうかと不思議に感じていました。

今回、TAという立場で見てみると、答えは色々な人たちが本気だったからだと感じました。
1人1人の体調や進捗を考慮しながら全体感を調整したり
毎日快適に作業出来るシステムを用意してくれたり
皆が理解しやすいように噛み砕いて講義を行ったり、全員分の課題を毎日チェックしたり
士気を上げるためのアイスブレイクを用意してくれたり
個人のレベル感を運営側で共有し、それぞれにあった方針を考えたり
集中力が切れるくらいの絶妙なタイミングで美味しいお菓子を差し入れてくれたりと
参加者からは見えない部分で、多くの社員さんや、TA達が本気でこのインターンに
取り組んでいるからこそ、参加者の皆もひたすら目の前のプログラミングに集中できて、
驚くべき成長を実感出来るのだと思います。
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【素晴しい仲間に出会う】
実は、Treasureが終わるとちょうどマッシュアップアワードという
アプリコンテストの季節がやってきます。
去年もそうでしたが、今年も参加者の何人かでグループを作ってWEBアプリを作るそうです。

普段の学校での生活とかでも、こういった動きは生まれるかもしれませんが
情報系を専攻していない学生にとってはなかなか一緒にやる仲間と出会う機会はありませんし
仲間が集まったとしても、最高のチームになれるかは分かりません。
ただ、この1ヶ月を共有した仲間達なら、お互いの性格も熟知している上に
意見の衝突も恐れない関係が構築されているので、そんな仲間達とチームを組めば
面白いモノが作れると思います。

こんな風に、インターンが終わった後に自然と「コンテストに出よう!」「新しいサービスを作ろう!」
「勉強会を開こう」といった動きが出てくるような仲間に出会えるというのは
Treasureの大きな魅力の1つだと思います。
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【世界が広がる】
素晴しい人の周りには自然と魅力的な人が集まってくるものです。
Treasureで出会った仲間の周りにもそんな人達がゴロゴロいて
参加者はその人達とも繋がれるチャンスがある訳です。

実際に去年は、その出会いからサービスを立ち上げたり
一緒にWEBサイトを作ったりと大きく世界が広がりました。
また、参加者だけではなく、社員さんとも交流をもてるので
一緒にデブサミに出てハッカソンをした仲間なんかもいたりしました。
今年も、これからどんな動きが出てくるのか楽しみです。


最後になりましたが、参加してくれたみんな、Treasureの運営に関わった社員の方々、TAのみんな
本当にありがとうございました。
自分にとっても最高の1ヶ月が過ごせましたし、いい刺激をたくさん受ける事が出来ました。
参加者のみんなのこれからの成長も楽しみにしています。


また、もし少しでもWEBに興味があったり、仲間と何か成し遂げたい!と考えてる学生さんがいたら
このTreasureに参加してみることをオススメします。
きっと素敵な経験が出来ると思います。

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Treasure2011終了!!

こんにちは。システム本部の浪川です。
8月15日(月)からスタートしたECナビの夏のもの創り実践プログラム【Treasure】が終了しました。
私は前半の講義で講師として参加させていただきました。

思えば

みんな緊張していて変な空気だった初日に始まり

こちらの講義がきちんと伝えられているか内心ドキドキしていた前半

自分のことの様に緊張しながら見守った中間発表
(緊張で発表中トイレに5回以上行っていたのは内緒です。)

始めのころはDBやPHPでひっかかっていた学生たちが後半には
バリバリ開発しているのを見て「どんだけ成長してんだよ!」って
思ったグループワーク

そして、涙あり?笑いありの最終発表

と1ヶ月間があっという間に過ぎてしまいました。


私も大勢の前で講義をするのは初めてだったので
とても良い経験ができ成長できたと思います。

参加したみなさんにも
「大変だったけど良い経験だったし、成長できた。」
と思っていただけていたらなによりです。


最終発表の様子
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最後に

講義資料のチェックやインフラ整備をしてくれたシステム本部のみなさん。
さまざまなところでフォローしてくれた人事のみなさん。
サポーターをしていただいたエンジニアのみなさん。
TAをやってくれた来年の内定者。
そして、参加してくれたみなさん。

みなさんのおかげで今年のTreasureも無事終えることができました。
本当にありがとうございました。
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